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北海道・最後の日   

最後の日は、居心地の悪いホテルを早々にチェックアウトし、中島公園に面して建つ、渡辺淳一文学館に向かいました。早すぎて開いていなかったのですが、うろうろしていたら、入れてくれました。
今回の旅で強く感じたのですが、北海道の人はとーっても親切。何か聞くと、丁寧に教えてくれるし、笑顔を絶やさない。文学館の方の申し出だって、「準備でうるさいかもしれませんが。。。」と気遣いをしてくれる。ますます北海道が好きになりました。この建物、安藤さんが設計したもの。(旦那に言われるまで知らなかった)正直、あまりよくなかったです。ファサードよくないでしょ?斜材は無い方がいいです。ガラスの衝立のディテールもよくなく。。。さらに、中は作家がぎっしりパネルを展示してしまい、開口部までパネルで塞いでしまっている。最悪〜。
 次に、気を取り直して、「札幌芸術の森」ここは様々な年代、国籍の作家の彫刻が点在しています。
一番の目的は、ダニ・カラヴァン(イスラエル人)の作品を見ること。世田谷美術館で初めて知り、一度本物を見てみたいと思っていました。来てよかった。彫刻というよりもランドスケープという感じですね。美しい幾何学の彫刻にはストーリーがあり、じっくり鑑賞できます。奥には、森の声を聞くための秘密のゾーンがあり、四角い椅子が円陣を組んで置かれていました。タイトル「隠された庭への道」の意味が最後に分かりました。
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安田侃さんの彫刻が山の上の方に。くり抜かれた石が転げ落ちたかのような配置に、おむすびころころを連想。
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これも彫刻、ではなくバター置き。すてきな演出。
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美しい富士山。自然にはかないません。

# by A_R_C_O | 2010-07-03 10:59 | | Trackback | Comments(0)

北海道その5   

4日目は、この旅行で一番楽しみにしてた、モエレ沼公園。
札幌の中心地から車で30分くらいのところにあります。
数年前に来た時は、工事のまっただ中で、一部の山は禿げ山状態。ガラスのピラミッドも出来ていませんでした。イサムノグチの意志を受け継いだ「アーキテクト5」という設計集団が、残りの設計を行い、5年前に完成させました。
 スケールの大きさに圧倒。どの建物もシャープでかっこいいです。前回載せたレストランは、半分地中に埋まった感じで、屋根は丘になっています。
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この坂を上がりきると、向こうはピラミッド状の階段
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無料で21時まで開放。元はゴミの埋め立て地でした。
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美しい彫刻と思いきや、トイレなんです。気がつかない人結構いると思う。
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昼前に着いて、夜の8時までいた私たち。一番の理由は、一日に数回ある海の噴水。夜はライトアップされます。25mの水柱は圧巻。
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一番海を感じさせるシーン。たぷたぷ波を立てるのですが、やがてしずかになり、回りの水が引いていきます。これ動画をアップさせる事できないんですね。見たい方、事務所に来てください。とにかく感動ました。端折ってごめんなさい。

# by A_R_C_O | 2010-07-01 01:36 | | Trackback | Comments(0)

北海道その4   

北海道リポート 中断してました。
実は週末ぼうこう炎にかかってしまい、激痛と戦ってました。
医者に見せたら1日で治って安心。雑談のおもしろい医者で、旅行に行ってたと話したら、
「どーせ、うまいもんたらふく食べて、飲みすぎたんだろうっ」って。
たしかに、うまいもの沢山食べました。そこで、おいしかったリポート。
北海道は何を食べてもおいしかったです。味付けがうす味なのに、食材そのものが新鮮で美味。特に野菜がおいしいです。土が肥沃なんでしょうね。
感動したお店は5件ほどあります。すごい確率。
友人に教えてもらったフレンチが2件
・札幌「ラ・サンテ」ホワイトアスパラの料理が有名。
・モエレ沼公園内「ランファン・キ・レーヴ」味、内装、接客どれもがすばらしい。
・すすきののBAR「しょん瑞」脱サラしたおじさんがやってます。おもしろい人でした。
 ワインも料理もレベルが高い。
 翌日も行くよと約束したのに、行けなくてごめんさないっ。
・「あぜ道より道」雑誌を見て、畑が延々と続く道を不安になりながら探したカレー屋。
 お母さん5人で営んでます。ここのカレーは絶品。
 最後に出た豆とバニラアイスのデザートが忘れられません。
・美瑛の丘「ランドカフェ」ドイツ風 ここのジャガイモ料理が一番でした。
それと、薫風者の料理もすばらしかった。
とにかく大げさでなくどれもおいしかった。
北海道に行く機会があれば、是非足を運んでもらいたいです。
写真は、「ラ・サンテ」と「ランファン・キ・レーヴ」の美しい料理
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# by A_R_C_O | 2010-06-29 10:18 | | Trackback | Comments(3)

北海道その3   

美瑛から、「アルテピアッツ美唄」へ向けて出発。
ところが、近道と考えていた山道が閉ざされていて、迂回することに。雨が降り出しちょっと気分も沈み気味でしたが、着いてみると、とてもいい場所でした。

彫刻家 安田侃(かん)さんと、美唄市とで、1年掛けて廃校した小学校をアート空間に変えてしまったのです。古い木造の教室に、白い大理石の彫刻が置かれている。初めて見るけれど、心地よい眺めでした。
触って体感してください。というのもいいところ。触るなと言われても、触りたくなる肌をしています。札幌駅の中にも作品があり、それは座ったりできます。欲を言うと、雨が降っていたので、からっと晴れた日に触りたかった。
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# by A_R_C_O | 2010-06-26 18:10 | | Trackback | Comments(0)

北海道その2   

続いて、富良野・美瑛
美瑛は2度目で、とても好きなところ。

泊まったペンションがとてもよかったです。名前は「薫風舎」
東京でサラリーマンをしていたというオーナー。
建物がいい雰囲気で、聞くところに寄ると、建築家も東京出身の方。
http://www.alkumu.com/ ローコストなんですが、そう感じさせません。

ここの料理、とてもおいしいんです。独学と言ってましたが、トマムよりおいしかった。
さらに1000枚近くのCDや、写真集が置いてあり、趣味の良さが伝わってきます。
リビングではゆっくり音楽を聞きいたり、外をながら、ぼーっとするところ。
音質のいいスピーカーや、ラウンジチェアが用意してあり、自宅よりもくつろげました。

ところで、今回の旅で、北海道に移り住んだ人を3人も知りました。
分かります、その気持ち。うちの旦那も住みたがっています。羽田に着いて早々、
戻ろうとしてましたから(笑)

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# by A_R_C_O | 2010-06-26 17:40 | | Trackback | Comments(0)