大阪中之島
2022年 05月 16日
途中下車建築の旅、またまた行ってきました。

外から見ると小さいのですが、中は広く感じる 

避難階段も美しい 


まるでパンテオン 大学生のころ、パンテオンの天窓から入った雨水はどうなるんだろうという単純な疑問から、1人で初めてとなる海外旅行に行ってしまった私。大理石の床に小さな穴がいくつかあいていて、排水される仕組みになっていました。 
外観は好きです 
1件目が、安藤忠雄 設計「こども本の森 中之島」小さな図書館なのですが、これがとてもよかったです。
中央はひな壇状になっていて、3層の吹抜。上の方の本はどうやって取るのかというと、ぐるりと幅80㎝程度の通路がまわっているのです。人がやっとすれ違える程度の幅。子どもだったら全然問題ない。斜めにブリッジが掛けられていて、ワクワクします。下に降りると、本棚のさらに奥に暗い部屋が。なんだろうと入ってみると、コンクリート打ち放しの巨大円筒空間。ここにプロジェクターで短い物語を投影します。これがまたいい。見上げると、パンテオンのような丸い天窓。ここはガラスがはまっていました。子供が好きそうな今どきの本も置かれていて、平日なのに大賑わいでした。
要予約ですので訪れる際はご注意を。
地下鉄で2駅いったところに(歩いて移動もできます)今年会館した「中之島美術館」があります。
かなり期待して行ったのですが、私にはいまひとつ響きませんでした。閉ざされた巨大キューブの中に長いエスカレーターが伸びているのは知っていたのですが、隈研吾さん設計の「富山市ガラス美術館」の方がワクワク感があってよかったです。(こっちは外観があまり好きではないです)とにかく、スケールが大きくて、まるで未来少年コナンのインダストリアに入り込んだような感覚。(古くて知っている人の方が少ないですね。大好きなアニメです)パッサージュをここまで巨大空間にする必要があったのでしょうか。
余談ですが、地下鉄「渡辺橋駅」から、レトロ感漂うダイビルの地下を通過して、くねくね曲がりながら、屋上庭園に上がると美術館が見えるのですが、このルートがすごくよかったです。
雨の中歩いたのでちと疲れましたが、貴重な体験でした!








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by A_R_C_O | 2022-05-16 11:11 | 建築 | Trackback | Comments(0)