静岡ー名古屋ー岐阜への旅
2019年 08月 09日
建築を見る旅行に行きたい!とずっと言っていたら、娘も快諾してくれ
7月に一泊建築をめぐる旅が実現しました!
もう8月ですが、忘備録として記しておきます。
初日はコエタロの阿川さんと一緒に。
まずは、なかなか行けない場所
掛川にある「資生堂アートギャラリー」谷口吉生・高宮真介 設計
線路脇のあまり特徴のない広大な敷地に、小ぶりですが、
高低差を利用しながら、実によく考えられて設計されていました。
アプローチから見えそうで見えない建物は想像力を掻き立てます。
中は進むごとに景色が変わり、飽きさせない構成。
展示品のセンスもよく、もっと長く居たいと思わせる建物でした。
「ねむの木こども美術館」藤森照信
藤森さんの建築は「かわいいー」のです。
あちこち触りたくなる、ムーミンの世界にでも来てしまったかのよう。
「豊田市美術館」谷口吉生
休館中で外観だけでしたが、十分見ごたえありました。
スケールが大きい!それでいてシャープなデザイン。
中はいつかリベンジします。
「Blue Blanc」谷尻誠
急遽立ち寄ったのですが、素敵でした。コストをかけずにデザインで
うまく見せています。
きっと見学に訪れた人はこんなところで式を挙げたいと思うはず。
初日は以上を見て回り、夜は焼き鳥を食べながらいろんな話をしました。
翌日は別行動。
私はレンタカーを借りて朝30分だけみらるという
「瞑想の森 市営斎場」へ。伊藤豊雄氏設計。
間に合わないかもと焦りましたが、無事見ることができました。
そして行ってよかったです。神聖な空気が流れていて、
感動してしまいました。特に写真の炉前ホール。
天井を見上げ、ぐっとくるものがありました。
有機的な天井を柔らかな光が照らし、ものすごい天井高さなのですが、
心穏やかになれる場なのです。
「岐阜メディアコスモス」〃
たくさんの人が利用していて企画もいろいろ。うまく活用されているなと感じました。
こんな図書館が近くにあったら毎日通います。
「長良川国際会議場」安藤忠雄
近くにあることを知り、急遽入ったのですが、
雨が降り出し、しかも巨大すぎて、川まで下りて建物を見るのを諦めてしまいました。
そこから見ると卵型の会議場が感じられたみたいです。
最終目的地は幼友達の家のある犬山へ。
数年前に設計を頼まれ、模型まで作ったのですが、私が妊娠して遠方への打ち合わせと
現場監理は難しいということになり、やむなくお断りした経緯があります。
どんな家が出来上がったのか見てみたいとずっと思っていました。
木や漆喰など自然素材を使ったこだわりの家はとても居心地がよかったです。
DIYや庭いじりが好きで、家への愛情を感じました。
写真はアプローチから見上げたところ。
以上が一泊弾丸建築旅行だったわけですが、
まだまだ見たい建築はたくさんあります。
また企画するぞ!
by A_R_C_O | 2019-08-09 16:31 | 建築 | Trackback | Comments(0)