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北海道・最後の日   

最後の日は、居心地の悪いホテルを早々にチェックアウトし、中島公園に面して建つ、渡辺淳一文学館に向かいました。早すぎて開いていなかったのですが、うろうろしていたら、入れてくれました。
今回の旅で強く感じたのですが、北海道の人はとーっても親切。何か聞くと、丁寧に教えてくれるし、笑顔を絶やさない。文学館の方の申し出だって、「準備でうるさいかもしれませんが。。。」と気遣いをしてくれる。ますます北海道が好きになりました。この建物、安藤さんが設計したもの。(旦那に言われるまで知らなかった)正直、あまりよくなかったです。ファサードよくないでしょ?斜材は無い方がいいです。ガラスの衝立のディテールもよくなく。。。さらに、中は作家がぎっしりパネルを展示してしまい、開口部までパネルで塞いでしまっている。最悪〜。
 次に、気を取り直して、「札幌芸術の森」ここは様々な年代、国籍の作家の彫刻が点在しています。
一番の目的は、ダニ・カラヴァン(イスラエル人)の作品を見ること。世田谷美術館で初めて知り、一度本物を見てみたいと思っていました。来てよかった。彫刻というよりもランドスケープという感じですね。美しい幾何学の彫刻にはストーリーがあり、じっくり鑑賞できます。奥には、森の声を聞くための秘密のゾーンがあり、四角い椅子が円陣を組んで置かれていました。タイトル「隠された庭への道」の意味が最後に分かりました。
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安田侃さんの彫刻が山の上の方に。くり抜かれた石が転げ落ちたかのような配置に、おむすびころころを連想。
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これも彫刻、ではなくバター置き。すてきな演出。
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美しい富士山。自然にはかないません。

by A_R_C_O | 2010-07-03 10:59 | | Trackback | Comments(0)

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